Planet-X

　ちょっと遅れてしまいましたが、さっそくプレイしてます。
現在、第２章目に入りました。

　今回の作品は、今まで以上に丁寧につくられてるなあ、
っていうのが第一印象です。

　ヒナワがフリントに宛てた手紙の演出は、すごい。
ゲームの冒頭で、リュカ、クラウスと一緒におじいちゃんの
家に遊びに行っていたヒナワが、フリントへ手紙出すシーンがあります。
ここで１回、その文面が出てきます。
ここで読むときは、プレイヤーもヒナワの気持ちで読んでます。
　その後、森が燃え、ヒナワ達が戻ってこないところで
フリントに手紙が届きます。ここで、さっきと全く同じ文面が
出てくるんですが、ぜんぜん印象が違うんですよ。
今度は、フリントの気持ちで読んでるんです。不思議。
同じ文章でも、視点が変わるとこんなに受ける印象が
違うんだって思いました。
さらに、ヒナワがどんな気持ちで書いていたのか知っているから、
フリントとの絆とか、たった数十分のプレイで感じることが
できるんだなあ。
うまい。
ほぼ日刊イトイ新聞http://www.1101.com/MOTHER3/index.htmlのインタビューで、「螺旋状のたのしさ」っていうとりましたが、
なんとも不思議なゲームです。

　あと、いろんなところに「これはゲームなんですよ」っていうのが
入ってるんで、ストーリーにどっぷり漬かりにくいんですが、
面白い。でもつらい。ブタ仮面はやってることがえげつない感じ（キマイラ感）。
これからどうなるのかなー？